グータンと語ろう。①
2017年の年末、Twitterをぼんやりながめていたら、こんなツイートを発見しました。
▲この写真の2人がグータンです。(左の顔面Tシャツを着ているのが森山、右で陽気にタクシーを止めているのが原田)
グータンは、国際基督教大学の森山と、上智大学の原田が大学時代に結成したコンビ。大学在学中は、学生芸人として活躍して、大学芸会2015個人戦(大学生でお笑いをやってる人が参加する年に1回の大きな大会)では準優勝に輝きました。2016年に大学を卒業してからは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー に所属し、プロの芸人としての道を歩み始めました。
‥‥っていうグータンが、丸2年のよしもと所属を経て、よしもとを辞めたそうです。漫才もコントもおもしろいグータン(あと、いいやつら)。聞いてみたいことは山ほどあります。グータンの現在地点、その観測記録のひとつとして、今回の『コントを語ろう。』を読んでいただけるとうれしいです。
>グータン森山のプロフィール
1993年、東京都生まれ。
元ICUお笑い研究会。元よしもとクリエイティブ・エージェンシー。
子ども大好き。一人称は「ぼく」。
>グータン原田 のプロフィール
1992年、東京都生まれ。
元上智大学SCSお笑いサークル。元よしもとクリエイティブ・エージェンシー。
笑顔。一人称は「おれ」。
>大内悟道のプロフィール
1993年、東京都生まれ。
大学生時代にグータンとは同期だった。
コントグループシルを企画した、シルのリーダー。作、出演。
>島野大輝のプロフィール
1993年、神奈川県生まれ。
大学生時代にグータンとは同期だった。
シルのメンバー。作、出演、デザイン、編集など。
ちょうどってなんだろう。
大内:
さて‥‥今日はどういった話をしましょうか!
森山:
もうなんでもグイグイ話すよ。
原田:
見たよ。レッドブルつばささんのやつ。
島野:
ほんと?!それはありがとう。今日もそういう感じでお話しできればと。
森山:
‥‥え?あ、初めてじゃないのね。
大内:
あ、るてちゃん(原田くんのことをみんな"るてちゃん"って呼んでます)にだけ概要を連絡してたな。
森山:
いま、学校とかでやる新聞みたいなのをつくるんだと思ってるよ僕。
島野:
(笑)。でも変わらない。前回ブル兄とライブをしたときに、おたがいにお笑いについて語り合おうってことをしてみて、それをブログに載っけてるのよ。で、これ続けてみようってなって、タイミング的にグータンに話聞きたいなってなったんだよね。
原田:
すげーありがたい。
大内:
こちらこそありがたい。
森山:
僕らも確認したいし。自分たちが何者なのか。
原田:
なんかお笑いに関してとか質問してくれれば、俺らもだんだん俺らが分かってくると思う。
島野:
そういう話、二人でするときあるの?
森山・原田:
しないね。
大内:
じゃあさっそくだけど、お願いします。
島野:
どこからいく?
森山:
じゃあ、ジャブとして‥‥誕生日からいっとく?
原田:
どうでもいいよ!
大内:
すごいパーソナルなところからいくなー。
森山:
1993年4月3日です。
島野:
四月生まれっぽい!るてちゃんは?
原田:
えー、1992年6月16日。ほんこんさんと一緒の誕生日。
大内:
へー!ちょうど?
原田:
ちょうど。
島野:
そりゃちょうどだろ!ちょうど一緒じゃなくて「いっしょ」って言う?
原田・大内:
(笑)
森山:
それで言うと、僕はタカトシのタカさんと一緒。
大内:
‥‥ちょうど?
森山:
ちょうど。
島野:
だろうよ!悟道くんは?
大内:
10月10日で、ナルトと一緒。
原田:
空想!
島野:
おまえだけフィクションじゃん。
大内:
島野だれと一緒?
島野:
8月25日だから、チキンラーメンが誕生した日。
大内:
事柄!おまえのは安藤百福の集大成が実った日じゃねぇか!
島野:
百福がチキンラーメンを形にした日。
森山:
人ですらない。
大内:
でも、意外とおたがい知らないね。そういう情報。
島野:
たしかに。
原田:
ここと、ここ(森山と島野)は仲良いイメージあったけど。
森山・島野:
いやそんなことはないよ。
原田・大内:
(笑)
島野:
近いものは感じるけど。
森山:
二人で話すとかはないよ。
原田:
あれか、森山がやましゅうとシャッフルコンビをやってたのか。
(大学時代に、シャッフルコンビでネタをする、ライブイベントがあったのです)
島野:
あーそうだ、なんか猿岩石みたいな名前の‥‥
森山:
えーっとね‥‥「石岩石(いしがんせき)」!(笑)
島野:
いしがんせき(笑)、それだ!
森山:
めっちゃ好きなんだよねあの名前(笑)。そのあともシャッフルコンビしたときは、「恐竜恐(きょうりゅうこわ)」。そのシリーズ好きなの。中村中さんいるでしょ?あの名前が好きで(笑)。
島野:
もう、子どもの名前「森山森(もりやまもり)」でいいじゃん。
原田:
いい!もりやまもり!
大内:
大地主になることが運命付けられてる。
島野:
悟道くんはグータンとどういう繋がりなんだっけ?
原田:
俺と悟道は一年のときLUDO(早稲田のお笑いサークル)で一緒で。
大内:
るてちゃんは、もともと早稲田のお笑いサークルにいたのよ。高校のときの親友と同時に入ってきて。
原田:
そうだ!
大内:
なんでお前が忘れてるんだよ!(笑)
島野:
ポンっ!ってやつね。
(当時、るてちゃんの組んでたコンビのネタで、こういうボケがあったのです)
原田:
え?!なんで知ってんの?!はずかし!
大内:
るてちゃん、もともとボケだもんね。
原田:
あー、一番恥ずかしい!
森山:
そうだね。もともとボケ同士のコンビなのか。
大内:
で、るてちゃんは、LUDOからSCS(上智のお笑いサークル)に行ったんだ。
原田:
でも、基本は変わらないね。ほとんど。
大内:
森山は?
森山:
中学のサカキバラくんっていう友達がいて、そいつが上智に入って。だから最初は、僕も上智でお笑いをやってたんだよね。
原田:
そもそも、その友達とプロに行こうとしてたんだよね?
島野:
へー!そこまで。
森山:
そうそう。でも、その友達が、「お笑いもう嫌だな」ってなって。
三人:
(笑)
森山:
絶対プロにはならない!絶対!って(笑)。
原田:
めっちゃおもしろいんだけどね。
森山:
めっちゃおもしろい!
島野:
いまは何してる人なの?
森山:
大学院に進学した!サカキバラくんの影響、二人とも受けてるもんね。
原田:
そうね。
大内:
森山には、”森山節”っていうのがあるなぁと思ってたけど、それにはサカキバラ君の影響があるんだね。
森山:
ワードとかおもしろいんだよね。でも、すっごい緊張するのよ舞台あがるとき。素のときおもしろい。
大内:
そういうタイプなんだ。
森山:
そうそう。で、なぜか舞台あがるときに緊張するのも、ついでに受け継いじゃったんだけど。
三人:
(笑)
大内:
で、ちょうど二人ともそれぞれのコンビが解散した時期が重なって組むことになったんだ。
原田:
そうそう。でも、それも下町モルモットが言ってなかったら絶対組んでなかったと思うよ。なんか奥山とレイが、SCSにいてほしいみたいな感じで、二人でやんなよってすげーぐいぐいで(笑)。
大内:
意外と紆余曲折なのね。
原田:
そっからずっとグータン。
森山:
あとは僕がICUの学内でほかのメンバーとライブをしていたくらい。
島野:
佐野バイオハザードね。
森山:
そう、佐野バイオハザードと。
大内:
椋鳥ね。
(森山と佐野バイオハザードによる、椋鳥(むくどり)というコンビがあるのです)
森山:
そういえば、この前もやったんだよ!佐野くんが卒業するから。新ネタおろしたし。
大内:
どういうモチベーションなの?(笑)
森山:
好きなんだよね。佐野くんとやんの(笑)。
原田:
佐野の話になっちゃったよ!
森山:
ごめんごめん。(笑)
原田:
あと、最初からいままで話すときずっっっと人を指差してるよ!
三人:
(笑)
森山:
クセなの、クセ!これクセなの、ごめんね。
(終始、ボケて、つっこんで、笑っております。)
(つづきます。)
(適当な記憶と、その場のノリで喋っているところもあるので、意味不明だったりそこらへんご理解ください!よろしくお願いします!)text by しまの/ photo by トールキン